JR東海が2027年に開業予定のリニア中央新幹線を巡り、沿線自治体が鋭く対立している。建設を推進する愛知県の大村秀章知事と、静岡工区の着工を認めていない静岡県の川勝平太知事が5日に面談したが、平行線に終わった。国も仲裁には消極的で、関係者からは開業の遅れが現実味を帯びて語られ始めた。
名古屋市の愛知県公館であった両知事の面談は笑顔で始まり、予定の30分よりも約10分延びた。だが終了後に報道陣の取材に応じた大村氏は「川勝さんも立場がありますから、ここで『はい、わかった』ということにはなかなかならない」と述べた。…… 本文:1,760文字
朝日新聞社
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